「森の子」は木製の骨組みを内蔵した、ネジト博士による創作人形です。
2005年に第1号が誕生し、以来多くのお客さまのもとに旅立っています。
まだ手にした事がない方の為に、もう少し詳しくご紹介しますね。
<構造>
オリジナルの設計図を元に、木と革を組み合わせて骨組みを作ります。
なるべく人間の関節に近付けるようにいろいろ工夫してあります。
木材の加工に使う工具たち。
細かいパーツが多いので細心の注意をはらって作業しています。
骨組みは外からは見えませんが
きちんと角を落とし、ヤスリがけをして仕上げています。
<フェイス素材>
現在は「大きい森の子→石粉粘土」
「小さい森の子→キャスト」を使用しています。
塗装にはアクリル絵具を使用。
その他、表面コーティングにつや消しの仕上げ塗料などを使っています。
耐水性ではありますが、なるべく水に濡らさないようにお願いします。
瞳は手作業で描き込んでいます。
大きい森の子にはドールアイを使用することもあります。
<ボディ素材>
ヘッドにはモヘアやアルパカを使用することが多いです。
種類によっては(門番など)アクリルの化繊も使用します。
ボディにはウール生地を使用。
無地や柄など、自分の感覚で組み合わせていきます。
部屋の壁一面にウール生地のストックが…。
狭いアトリエ。制作中は材料であふれかえっています。
多くのパーツ、長い工程を経て1体の森の子が仕上がります。
<ぜひ手のひらに…>
森の子はその構造上、お座りはできますが自立はしません。
立たせる場合はドールスタンドなどをお使い下さい。
でも一番のおすすめは手のひらに乗せていただく事です。
首/肩/ひじ/手首/足の付け根/ひざ/足首の関節が柔らかいので程よく曲がります。
あなたの手のひらでさまざまな表情を見せてくれると思います。
また、自然の素材を多く使用していますので、ほんわかあたたかい…
と感じるのは、作者のひいき目でしょうか?
<夜の子について>
もっと気軽にネジト博士の人形を手に取っていただけるように
森の子よりも小さいフェイスドールとして制作しました。
腕のみスナップボタンのジョイントがついています。
<販売について>
制作はすべて1人でおこなっていますので、あまり数を作れません。
現在は委託店、年数回のイベント、たまのweb shopで販売しております。
オーダーのお問い合わせをいただくことがありますが、
現在手一杯の為どなたのご依頼もお受けできない状態です。
今後も自分のペースで、細く長く活動していきたいと考えております。
どうぞご理解下さいませ。
<主な取扱店>
○Guignol-ギニョール-さん(大阪)
○テディベアショップ Ritti Bearさん(大阪)